七五三の男の子の着物の織り方と模様 の不思議２
七五三の男の子の着物の織り方と模様 についてはよくわかっていないことも随分と沢山あるようです。
羽二重は厚手のものは男性の着物や留袖に、薄手のものは裏地などに多く用いられています。着物には、羽二重や熨斗目だけでなく様々な織り方や模様があります。撚(よ)りをかけない生糸で織られていて、平らでなめらかな絹織物です。熨斗目模様（のしめもよう）とは、染め織りにかかわらず、袖の下部と腰のあたりの横一文字につけられた幅の広い模様のことです。七五三の着物選びを通じて、着物に関心を持ち、日本人としてもっと着物を大切にする気持ちを持ちたいものです。
福井は昼と夜の温度差が少なく、絹織物製織には好条件の地域で、福井で作られる羽二重は最上の絹織物であると言われています。この「羽二重」と「熨斗目模様」とは何でしょうか。七五三の男の子の着物は、羽二重(はぶたえ)の熨斗目（のしめ）模様です。羽二重（はぶたえ）は、平絹（へいけん）とも言われます。
七五三の華やかで伝統的な着物姿はとても心がなごみます。また、お宮参りの祝い着を、熨斗目とも呼びます。羽のようにふわっとして柔らかい風合いです。着物の模様は多くの美しいものがあり、また着物によって模様の位置も変わります。
女の子の熨斗目は、手毬や小鼓が花で囲まれているなど、華やかな柄が描かれています。男の子の熨斗目には、兜、鷹など絢爛豪華な柄が描かれます。お宮参りの祝着や5歳の男の子の七五三の着物に用いられています。製織の時、筬（おさ）の一羽に経糸(＝縦糸)2本を通します。
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